1047300

このフォームからは投稿できません。
name
e-mail
url
subject
comment
放課後の電子工作 掲示板
書き込みができない時は、お手数ですがその本文と共にメールにてお知らせください。


[ 指定コメント (No.1964) の関連スレッドを表示しています。 ]

◆ Sync-9018D 投稿者:sotaro  引用する 
いぬ 外付け水晶発振器を使いたいのですが、どうすれば
よいのでしょうか?
水晶側にenable端子が無い(Bipolar出力のため)ので、
enable機能のある高速CMOSバッファをかますとか?
BuffaloIIIでやっているように、水晶発振器への電源供給を
やめるとか?
とにかく回路図が無いので、誰かやっている人に尋ねた
方が安全と思い、質問します。
2015/12/30(Wed) 05:05:21 [ No.1960 ]
◇ Re: Sync-9018D 投稿者:Bunpei  引用する 
くま 中島さんのES9018 Dual Mono DACボードで、外付け水晶発振器を使う場合、まず既存のNZ2520SDを取り外す必要があります。
そしてCrystek用のランドに外付け水晶発振器からの出力を半田付けするしか方法がありません。

以下、蛇足かもしれませんが、NDK DuCULoN発振器を外付けした時の経験を書かせていただきます。

1.NZ2520SDの外し方
私の場合、ナイフエッジ型の鏝先のハンダゴテ2本を同時に使い、両側面からはさみこむように加熱しました。また発振器チップの既存ハンダ部分には、低温溶融型ハンダを予めつけておきます。かなり手際良くやらないとNZ2520SDにダメージを与えずに取り外すのは難しいかもしれません。
一方、中島さんが以前から推奨されている一本の鏝で済ませる方法は、発振器チップの周囲に太目の錫メッキ線を鉢巻のようにめぐらせ、一本の鏝からでも熱が全ての外周に届くようにする方法です。

2. Enable/Disableでハイインピーダンスにできない発振器を使う場合
なんらかの機械的機構で出力をスイッチするしかないと思います。私の場合DuCULoNの切り替えでは、44.1kHz系と48kHz系をソケットへの発振器の抜き差しで使いわけています。
他に、ジャンパピンを使う方法、リレーを使う方法があると思いますが、まだ試したことはありません。スイッチのためのロジック回路を使うのは、DuCULoNの場合はできるだけ避けたいです。

なおDuCULoNの場合、長期的には中島さんが専用のアダプタボードを今後頒布して下さる可能性がありますが、切り換え方法は難しい問題だと思います。たとえこのアダプタボードが使えるようになったとしても、NZ2520SDを取り外さなければならないことに変わりはありません。
2016/01/02(Sat) 12:23:22 [ No.1961 ]
◇ Re: Sync-9018D 投稿者:sotaro  引用する 
いぬ 早速のご返答ありがとうございます。
1.NZ2520SDの外し方
 ハンダゴテ2本は、前にBuffaloIIの発振器を外す時に教えて頂いた方法ですね。サンハヤトの表面実装部品取
外しキットSMD-51を使って実際にうまくいきました。専用のコテ先とクリーナが要ります。
中島さんの方法は、トラ技に紹介されたやつですね。
NZ2520SDはDIYINHKから1個$8(+送料)で入手できますので安心してやれそうです。

2. Enable/Disableでハイインピーダンスにできない発振器を使う場合
 DuCULoNには現在入手できるものに -NSA3647A と-NSA3647C の2種類があって、Cのバイポーラ出力の方がAのCMOS
出力のものより位相雑音特性が良いとのことです。

DSD音源しか聴かないので、44.1 kHz系だけ替えようと思っています。

もしDuCULoNの専用アダプタボードを作られる場合、DuCULoNを1個しか買えない人のために、片側は2520, 7050
サイズの水晶発振器も使えるパタンにしてほしいです。
2016/01/03(Sun) 03:31:34 [ No.1962 ]
◇ Re: Sync-9018D 投稿者:Bunpei  引用する 
くま もしDuCULoNをお使いになるのであれば、蛇足ながら補足情報を書かせていただきます。
私の環境の比較では、CMOSドライバ出力のものよりBipolarドライバ出力のほうが、よりくっきりと情報量の多い音のように感じられました。しかし、Bipolarのほうが電源の影響を受けやすいようで、電源によっては、ともすれば中高域のバランスの強い聴き疲れのする音になる場合もあるようです。その点では、CMOSタイプの方が無難な選択となるかもしれません。
sotaro様は、オーディオについては経験・知識ともに一級の方であられるので、たとえBipolar版であっても、おそらくご自分で納得の行くように対処されることかと存じます。
いずれにせよ、オーブン用と発振回路用の電源は必ず分離して、発振回路用には考えられうる最上の電源を接続するのが肝要か思う次第です。
2016/01/16(Sat) 15:18:32 [ No.1963 ]
◇ Re: Sync-9018D 投稿者:tetu  引用する 
いぬ 意外や意外、ここでDuCULoNが話題になってましたか。便乗して私も書き込みw

CMOS Bufferタイプ、BiP Bufferタイプ両方とも使った経験で申し上げますと、BiPタイプの方が使いやすいです。特にDuCULoN出力を分枝して複数ゲートに受けさせる場合、CMOSタイプで反射を押さえ込むのは可成り試行錯誤を要します。BiPの場合は駆動能力が強力で30 〜 100Ωぐらいの範囲で適切な(俗にいわれる)ダンピング抵抗を選んで入れてやれば大体直感が効く範囲で波形はきれいに出来ます。ちなみに私は今、3分枝させています。

更に耳で判定する特性に関してもBiPタイプの方が良いと思います。俗にクロックの波形は立ち上がり急峻な方が対ノイズ特性が有利と言われ、DuCULoNの波形を観測するとCMOSタイプの方が立ち上がり急峻なのですが、耳で判定する限りBiPタイプの方が数段勝っています。

上記で耳で判定する特性という表現を使いましたが、これは音場感、高域の分解能、高域の歪み感、中高域の音数が増える、というような特性を指しています。

以上。
2016/01/22(Fri) 15:17:53 [ No.1964 ]

投稿者 No. 削除キー

- YY-BOARD - icon:MakiMaki
- Antispam Version -